シラリムアルティメットがついに日本語化!
Siralim Ultimate(シラリムアルティメット)が、ついに日本語対応!
日本語化されて早速数時間遊んでみたので、プレイ初期の感想と一緒にどんなゲームかを紹介。
「ドラクエモンスターズが好き」「ビルドゲームにハマるタイプ」という人には間違いなく刺さるRPG。
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どんなゲーム?(概要)
- ジャンル:モンスター育成RPG × ローグライクダンジョン探索
- 登場モンスターは1200体以上
- Steamで圧倒的に好評 → ついに日本語化で国内でも本格的に遊びやすくなった
- やり込み好き、ビルド好きには最高の土壌
数時間遊んでみた感想

様々な要素の組み合わせでとんでもない爆発力を生む
起動してちょっと遊んだだけでもわかる、このゲーム、シナジー(相互強化)がめちゃくちゃ大事なゲームだ。
特性というそれぞれのモンスターが持っているパッシブがあって、例えば「味方のモンスターが呪文を唱えるとマジックミサイルという攻撃呪文を自動で唱える」とか「戦闘開始時味方のモンスター全員に自動回復を付与する」であるとか様々な効果がある。
そしてモンスター同士を融合することで1体のモンスターにつき、2つずつ特性を持つことができる。
主人公は直接戦わないがこれまたパークというパッシブスキルを取得することで、手持ちのモンスター全員に影響を与えることができる。
パークは主人公の職業によって異なるっぽい。
私は「執行者(エヴォーカー)」という職業を選んだ。
手持ちのモンスターの呪文を複数回発動させる事が得意な職業らしい。
さっき紹介した「味方のモンスターが呪文を唱えるとマジックミサイルという攻撃呪文を自動で唱える」はこの職業の主人公が最初から連れているモンスター「スパイダーオカルティスト」の持っている特性だ。
そしてチュートリアルで手に入ったモンスター(名前忘れた)が持っている「この生物が唱えた単体呪文を35%の確率で再度発動する」という特性。
これが組み合わさると、呪文を発動する→自動でマジックミサイルが発動する→35%の確率で再発動する→マジックミサイルが発動する という感じで、呪文の発動機会がめちゃくちゃ増える。
そして、そこに主人公のパークを組み合わせるともっととんでもないことになる。
執行者のパーク「エコー:あなたのクリーチャーは呪文を追加で1回キャストする」を組み合わせると、確定で2回ずつ発動するので、さっきのコンボがすべて倍になる、自動発動のマジックミサイルも2回発動する。
さらにさらに追加発動で魔法残量を消費しないパークや、同じターン内でキャストされた呪文のダメージを増やすパーク、キャストした呪文を50%の確率で再発動するパークなど、これらを組み合わせたら爆発的な効果を生み出すことは明白だ。
運も絡むが、場合によっては「ずっと俺のターン」になることもしばしば。
これは1体のモンスターと主人公のシナジーのみだったが、さらに「ケンタウロスレンジャー」というモンスターが持つ特性が**「このクリーチャーが攻撃された時から、今までにキャストされた味方の呪文の数分攻撃する」**というもの。
しかも実際使ってみると明らかに、前述の確率発動の分や自動発動のマジックミサイルの分も攻撃回数に含まってる・・・控えめに言って頭おかしいんか??
場合によってはこのケンタウロスレンジャーに順番が回ってくるまでに20発くらい呪文がキャストされていることもザラにあるので、その場合20回攻撃を行うことになる。
単体攻撃で敵を倒して余った分はそのまま誰もいないマスに攻撃し続けることになるので、最初の数発で倒した場合、残り十何発による盛大な死体蹴りになってしまうのがこの特性の弱点ではある。
今後、「攻撃を全体攻撃にする」特性や「必ず敵のいるマスに攻撃する」なんていう特性が出てきたら大化けするのではと思ってワクワクしている。
一応既に手持ちに「攻撃した際左右のマスに70%のダメージを与える」という疑似的に攻撃が範囲攻撃になる特性を持った奴がいるので、育てて融合させるのが楽しみでしょうがない。
こんな感じでモンスター同士のシナジーや主人公とのシナジーを噛み合わせて爆発的な効果が生まれるように考えるのが非常に楽しいゲームだ。
テンポ感と中毒性
シラリムアルティメットの紹介記事は日本語化される前からいくつか見たが、あまり言及されてないと思ったけど、このゲーム異常にテンポが良い。
メインクエストであれしろこれしろいわれるが、基本的には転送装置からダンジョンに潜り、そこで出されたお題をクリアし、クリアしたら拠点に戻るか次の層に行くか選択するだけ。
遠いところにアイテムを運んだり、困難なダンジョンで謎解きをするとかがなく、ただひたすら1層ずつダンジョンをクリアしていくだけ。
人によっては同じことの繰り返しで苦痛と思うのかもしれないが、個人的には新しいモンスターに出会ったら特性を調べて、良さそうなモンスターがいたら自分でも仲間にして、育てて、手持ちのモンスターと融合してまた育てて・・・って繰り返しているだけで、あっという間に数時間が溶ける。
底なしのやり込み感
現在4時間ほど遊んで19層くらい、モンスターもまだ数十種類しか見てないし、階層も先人のプレイ映像で250層に挑戦してるのを確認しているのでまだまだ先は長いw
全部を説明したわけではなくて他にも様々な要素、モンスターの収集、装備の強化や呪文の強化、呪文の収集、などなど他にもやりこむ内容はたくさんあるので、極めようと思ったらホントに何百時間、何千時間と遊べると思う。
日本語訳は若干怪しい
別にプレイするのに困らないが翻訳された日本語はちょっと違和感のある部分もある。
主人公の夢にでてくる重要キャラ「カリバーン」っていうキャラの名前の表示が「カリバーン」になったり「キャリバーン」になったりするし、たぶんこのキャラ神様だから主人公たちに基本ため口なんだけど、たまに急に敬語になったりする。
一番「なんだこれ?」と思ったのは報酬でモンスターの知識を得ることができるんだけど、それには段階に応じて数字が降られているんだけど、**「○○というモンスター 私」**って書かれてる時があって、他の時には「○○というモンスター 2」と書かれていたので、これは「○○というモンスターの第二段階の知識」という意味らしい。
つまり「私」はギリシャ数字の「1」が「I」なので直訳で「私」となったんだろうな。
こういう感じで、日本語訳はちょっと怪しいし見るとクスっとなってしまうが、ゲームの本質的な楽しさには影響がなくわざわざ翻訳せず、MODとかもいれずにこのゲームを日本語で遊べるだけでとてもありがたい。
プレイするには基本的に困らないという事は改めて言っておく。
どんな人におすすめ?
ただし、2025年8月末現在、日本語化が正式に適応されているのはsteamのみな点は注意。
スマホ版や、海外だとswitchでも配信されているみたいだけど全部対応言語が英語のみなので、現状日本語で遊べるのはsteamのみ。
※2025年9月27日追記:スマホ版も日本語化されていることを確認。
詳しくは以下の記事で
せっかくお金かけて色んな国の言葉でローカライズしたのだから、他のプラットフォームに対応しないわけはないと思うので、いずれスマホ版の日本語対応や、日本のswitchでもリリースされる事を期待したい。
この手のコツコツやりこむゲームはswitchのごろ寝プレイとの相性絶対いいもんなぁ。
ちなみに私はSteam Deckで遊んでるのでちょっと重いがごろ寝プレイできて最高です。
まとめ
日本語化で一気に遊びやすくなった「究極のモンスター育成RPG」
数時間遊んだだけでドはまりする中毒性、マジでこの記事を書いている間にも続きを遊びたくてしょうがない。笑
今後もっと進めたら、さらに深いレビュー記事も書きたいと思うが、とりあえず今回はこの辺で。
当ブログでは、FFTやウィザードリィのような往年の名作から、最新のビルド系インディーまで、システムの奥深さと遊びごたえで人を夢中にさせる骨太なゲームをたくさん紹介しています。
この記事を気に入ってくれた人は気に入りそうなゲームの紹介も多数しているので、ぜひ他の記事も読んでいってくれると嬉しい。
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ではまた別の記事で会いましょう。