骨太ゲームのセーブポイント

FFシリーズを母に、サガシリーズを父に持つ古のゲーマーのブログ

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【ファイアーエムブレムエンゲージ】FFT好きが語る骨太育成システムの魅力と微妙な点

「骨太ゲームのセーブポイント」のレイです。

今回はファイアーエムブレムシリーズでは現状最新作の「ファイアーエムブレムエンゲージ」について語っていこうと思う。

FEシリーズは数えるほどしか遊んでないので正直にわかファンと言われてもしょうがないが、FFTやビルド要素の面白い骨太なゲームを愛するものの目線でファイアーエムブレムエンゲージを紹介する。

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ファイアーエムブレムエンゲージの概要

Nintendoから販売されている本格シミュレーションRPGファイアーエムブレムのシリーズ17作目。 プラットフォームはSwitchのみ。

Switchのファイアーエムブレムとしては第2作目にあたる。 エンゲージというシステムが過去作の英霊たちを呼び出し、合体するシステムで、過去のキャラがたくさん出るのである種お祭り作品とも言える。

同じくSwitchで発売された「ファイアーエムブレム 風花雪月」と比べて、キャラビジュアルがちゃらい、ストーリーがいまいちなど、ネガティブな意見も多いが、私個人的には風花雪月よりハマったので、どういう部分が良かったのか以降で詳しく語っていきたい。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの魅力

ファイアーエムブレムエンゲージの魅力①:エンゲージシステム FF8のG.Fを彷彿とさせるシステム

過去作のキャラが英霊として指輪に封じられており、その指輪を装着することで英霊の力の一部を使えるようになる。

絆ポイントというものを消費して、英霊のスキルを覚える事もでき、様々なスキルを組み合わせることでキャラのビルド構築をある程度自由に行える点が非常に楽しかった。

指輪を付けたキャラは無いキャラより数段強くなるので、お気に入りのキャラに強力な指輪を装備させて無双させる、なんていう楽しみ方もできた。

遊んでいて思ったのは、これはFF8のガーディアンフォース(G.F)システムに結構似てると思った。 ストーリーを進めていくと、G.Fが手に入り、パーティに装着する。

G.F毎にアビリティがあるので装着したG.Fによってキャラが強化されていく感じがとても似ていた、実際にFEエンゲージを遊んでいて指輪が手に入る度に「この感覚、FF8で新しいG.Fが手に入ったときの感覚に似ているな」と思った。

ただ、G.Fの方は1人にいくつでもつけられたが、エンゲージの指輪は1人につき1つまでという違いはある。 指輪なんだから10個までつけちゃダメなの?とは思うが、1キャラにつき1つまでというのは誰にどの指輪をつけるのかという選択の楽しみがあったのでそれはそれで良かったかもしれない。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの魅力②:クラスチェンジによる育成の自由

FEシリーズは大抵、クラスという職業があるものだが、そのクラスも自由に変えられる作品とキャラ毎に固定の作品に分かれる。

FEエンゲージはチェンジするためのアイテムが序中盤は手に入りにくい物の、アイテムさえあれば自由にクラスチェンジできるタイプだ。

そしてクラスとキャラ毎にステータスの成長度が異なるので、キャラの成長しやすいステータス、成長しにくいステータスを見て、伸ばしたいステータスが伸びやすいクラスを経験させ、自分なりの方針でキャラの育成を行える。

ハマっていた時期にスプレッドシートにキャラ毎のステータス成長率を一覧にして、それを見ながらどのキャラを育成するか、どういう方針で育成するかを考えたものだ。

同時期にFEエンゲージを遊んでいた妻にそのスプレッドシートを見せたら、「そこまで徹底したいか」とドン引きされた。

私が好きな育成方針は、物理火力キャラで行こうと決めたキャラを一旦アクスファイターからのベルセルクという一番力が伸びるクラスを経験させて力モリモリのゴリラにしてから最終的なクラスにチェンジすることだ。

あとは前線用に回避がずば抜けて高いキャラを作って回避タンクにするのも楽しかったな。

終盤は回避と火力の極まったカゲツ、ラピス、ユナカの三人を雑に前線においておくだけで無双していた。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの魅力③:豊富なキャラ

キャラデザがこれまでのFEシリーズっぽくないとあまり評判は良くないが、私は特に気にならなかったし、うまいこと育ったキャラには愛着を持っていた。

私がFEシリーズは数えるほどしか遊んでいないにわかファンだからかもしれないが、特に違和感なく、見た目良いなと思えるキャラも何人かいた。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの魅力④:模擬戦で好きなだけ育成できる

これだけ育成方針が自由で、選択の楽しみがあったら無限に育成したくなるというのがビルド好きゲーマーの性。

今作は模擬戦というランダム出現の戦闘を繰り返せるので好きなだけ育成できる。

育成しすぎるとゲームの難易度がぬるくなってしまって嫌みたいな人もいるかもしれないけど、育成して強くなったキャラ達で蹂躙するのも好きなタイプのゲーマーなので、私は非常に楽しみた。

難易度ハードで1周クリアするのに100時間くらいかかったが、大半の時間は模擬戦をしていた気がする。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの微妙だった点

ファイアーエムブレムエンゲージの微妙だった点①:ストーリーがぺらぺら

申し訳ないけど、ストーリーに関してはお世辞にも面白かったとは言えない。

つまらないというより、無味無臭。

毒にも薬にもならない内容だった。 一応伏せられていた主人公の謎みたいなのもあったが、早々に「多分こういう事なんだろうな」と予想はついてしまったし、ストーリーに関しては期待しない様が良い。

特に直前のシリーズ「風花雪月」がストーリーがかなりシリアスで面白かったので、風花雪月でFEにハマった人にはかなり不評だったんだろうなと予想される。

 

ファイアーエムブレムエンゲージの微妙だった点②:キャラの掛け合いが寒い

あんまこういうネガティブすぎる事は言いたくないんだけど、FEシリーズ特有の支援会話という、仲が深まったキャラ同士の会話のやり取りを見ることで、戦闘時に隣接してるとメリットが発生するというものなんだけど、そのキャラ同士の会話が全然面白くないものが多い。

中にはめっちゃ面白い物もあったが、かなり一部。

風花雪月がかなりシリアスだったから半面こっちは軽いノリにしようという方針だったのかもしれない。

ストーリーともどもキャラ同士の深い関係性を期待している人はその点も注意。

 

ファイアーエムブレムエンゲージがおすすめできる人できない人

ファイアーエムブレムがおすすめできない人

ファイアーエムブレム、並びにRPGをストーリー重視で楽しみたい人。

さんざん微妙だった点で書いたので重複する内容になるが、ストーリーに期待して遊ぼうと思ってる人はマジで辞めた方がいいと思う。

ストーリーはお世辞にも面白かったとは言えないので。

せめてキャラの性格や、会話が楽しかったり興味深かったりすればまだ希望を見出せる人もいるかもしれないが、その点もこの作品は弱いので、ストーリーやらキャラやらに期待してる人は買わない方がいい。

 

ファイアーエムブレムがおすすめな人

圧倒的キャラ育成を楽しめる人。 キャラの育成でステータスの伸びを見たり、戦闘でうまいこと機能した時にニマニマできる戦闘狂のゲーマーには非常におすすめできる。 私がこの世で一番好きなゲーム、FFTの次くらいに戦闘や育成を楽しめたSRPGかもしれない。 私がどれだけFFTを好きかはFFT関連の記事をまとえめたこちらの記事を見てもらえば理解してもらえるだろう 

www.ray50-honebuto-games.com

 

それくらい、戦闘と育成は楽しめたので、このブログでテーマとして掲げている「骨太なゲーム」を好きな人にはかなりおすすめだ。

見た目が全然骨太っぽくないがシステムはかなり骨太なのでだまされたと思って一度遊んでみてほしい。

 

まとめ

かなり否定的な部分も言及したので、評価低そうに思えるかもしれない。

減点式で点数を付けたらストーリー部分がかなり足を引っ張って低い点を付けざるを得ないかもしれない。

ただし、加点式で点数を付けるなら、戦闘と育成のシステムがかなり面白かったので、大幅加点により、かなりの高得点をつけることになるだろう。

戦闘システムを重視する骨太ゲーム好きにはかなり刺さる作品だと思うので、気になった人はぜひ遊んでみてほしい。

 

当ブログでは、戦略性・育成要素・ビルド構築にこだわった骨太なゲームを取り上げ、その面白さを掘り下げています。

たくさんのゲームを紹介しているので、面白いゲームを探している人の一助になれたらと思うので、ぜひ他の記事も見ていってくれると嬉しいです。

 

www.ray50-honebuto-games.com

 

ではまた、別の記事でお会いしましょう。

 

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