「骨太ゲームのセーブポイント」へようこそ。
今回はマルチプレイで友人や家族と遊べるビルド構築が楽しいゲームを5つ紹介する。
どのゲームも、ビルドゲーム好きの著者が自信をもって薦めるゲームたちだ。
ビルドゲームというと一人でコツコツ遊ぶイメージがあるが、友人や家族と協力して遊ぶビルドゲームは、これもまた面白い。
ぜひ、ビルドに関してあぁでもないこうでもないと相談しながら遊んでみてほしい。
ディアブロ4
ディアブロは2も3もマルチプレイできるし、それらももちろんお薦めだが、4から本格的にオンラインゲームになったのでこちらをノミネートさせてもらう。
ディアブロライクという言葉が産み出されるくらいハクスラゲームのジャンルで一時代築いたゲームだけあって、世界中にファンも非常に多い作品だ。
数か月単位でシーズンが切り替わる都合上、シーズンに合わせて復帰すれば何度も楽しむことが出来る。
ハクスラゲームの中では、育成強化の進め方がわかりやすいので、ハクスラ好きがハクスラ初心者を誘ってマルチプレイで遊ぶのにも向いているし、初心者同士で始めるのもお薦めだ。
ハクスラゲームの中では比較的新しいので、エフェクトがど派手できれいなのも楽しめるポイントだ。

グリムドーン
このゲームは以前にも紹介しているので、詳しくはぜひこちらの記事を見てみて欲しい。
11種のマスタリーから2つ選んでお好みのクラスを作るハクスラで。
伸ばすスキルや装備によって本当に無限のビルド構築を楽しむことができる。
ただし、その分複雑なので、初心者は挫折しやすいかもしれない。
元の価格もそこまで高くない上に古いゲームなので、セール時にはワンコイン(500円)になったりする。
セール時に友人を誘って、複数人で始めたら値段以上には絶対に楽しめる。
そこから、ハマれば一生遊べるくらいのポテンシャルを秘めたゲームだ。
ただし、オンラインに関しては若干の癖というか不親切さのあるゲームなので、そこは注意が必要だ。
バルダーズゲート3
GOTYを取ったこともある、海外で有名なTRPGの「ダンジョン&ドラゴンズ」を元にしたゲーム。
ダイスロールで、行動の正否やダメージ、回復量まで決まる。
戦闘以外でもNPCとの受け答えやトラップ看破などもダイスロールで決まる点が非常にユニーク。
ビルド要素は、種族とクラス選択から始まり、レベルアップ毎にメインクラスのレベルを上げるか、マルチクラスとして別のクラスのレベルを上げるか選ぶことが出来る。
これにより、1クラス特化型や、複数クラスを組み合わせたビルドなど、非常に幅広いビルド構築が楽しめる点が非常に楽しい。
クラスも非常に豊富で、ファイター、パラディン、ドルイド、ソーサラー、など。
さらにクラスのレベルを上げるとクラス内で方向性を示す、サブクラスを選ぶことになる。
例えば、武器による戦闘を得意とする「ファイター」というクラスはレベル3になるとシンプルに力強く戦う「チャンピオン」、技術を駆使して搦め手でテクニカルな戦闘が得意な「バトルマスター」、一部の魔法を使うことができる魔法戦士「エルドリッチナイト」のサブクラスから一つを選ぶことになる。
他のクラスも基本的にサブクラスを3~5程持っているので、サブクラスの数を含めたら40近いクラスが存在することになる。
それをマルチクラスとして、複数のクラスを組み合わせることができるので、ビルドの選択肢が非常に膨大だ。
通常ソロプレイをする場合は、主人公を種族と出自、クラスなどを自由に決め、あとはNPCを仲間にし、進めていくが、マルチプレイで遊ぶ場合は最大4人までプレイでき、人数分の主人公と、足りない分はNPCを仲間に入れてプレイすることができる。
このNPC操作も、割り当てを自由に決められるので、プレイヤー2人+NPC2人の場合、プレイヤーがNPCを1人ずつ操作したり、慣れてるプレイヤーが2人とも操作したりできる。 私は友人と二人で遊んで、NPC1人ずつ操作するようにした。
回復役を操作してる方が、優先的に自分のキャラを回復させたり、フレンドリーファイアー(味方への攻撃)で味方もろとも敵を殲滅させたりと色んな遊び方もできるので、ソロとはかなり違った楽しみ方ができ、これはこれで面白い。 ]
エルデンリング ナイトレイン
本作はビルドゲームというよりはローグライクの側面が強いが、本家エルデンリングが完全なビルドゲームなので、これもビルドを楽しむゲームと言えなくもない。
どちらかというと、マルチプレイが楽しい骨太ゲームで、ビルドゲームの側面を持っているという感じだ。
プレイヤーは3日間を生き抜きながら、アイテム集めやレベル上げを行い毎夜訪れるボスとの戦闘を乗り越え、最終日の夜の王を倒すのを目標とする。
ソロでも遊べることは遊べるが、基本マルチプレイ前提の作りと考えて良いだろう。
プレイヤーは8人のプレイアブルキャラから1人を選び、最大3人のパーティで挑む。
友人と遊んでもいいし、野良でマッチングしたプレイヤーと一期一会のパーティで遊んでもいいし、そのまま1人で出撃してもいい。
個人的には、マルチプレイアレルギーとかでなければ、友人と遊ぶのが一番楽しめるとは思う。
理由としては、ソロで遊ぶには難易度が高すぎて、野良で遊ぶと意思の疎通が取れなくてもやもやするシーンが多いからだ。
とはいえ野良パーティで噛み合って、クリアできた時はそれはそれで、友人とプレイした時とはまた違った喜びがあるので、野良で遊ぶのも悪い物ではない。
世界中で大ヒットしたアクションRPGの「エルデンリング」をベースにした世界観とバトルシステム、アクションなので、ゲーム自体の完成度が非常に高い。
エルデンリングに出てくる装備も出てくるので、エルデンリングで好きだった武器なんかが手に入ったときはめちゃくちゃテンションが上がる。
私は「マレニアの義手刀」を手に入れた回が、ビルドの噛み合いもよく、育成もはかどり、最終的に「マレニアの義手刀」を手に入れ無双し、非常に楽しかった。
あの時の感動をもう一度味わうためにこのゲームを遊んでいるといっても過言ではない。
本家エルデンリングも一応マルチプレイが無いわけではないが、かなり限定的なマルチプレイなので、エルデンリングの世界観で堂々とマルチプレイできる本作は、マルチプレイ好きにはかなりおすすめできる作品だ。
フォー ザ キング
本作は自動生成されるマップのイベントをこなしていき、王家に迫る危機に立ち向かうというボードゲーム風のRPGだ。
プレイヤーは最大3人のキャラを操作する。
マルチプレイも3人まで行えて、それぞれ自分のキャラを作成し、パーティを組んでゲームに参加する。
プレイヤーが最初に決められるビルド要素は主にクラスのみで、ビルドゲームと呼ぶにはビルド要素は少ないが、イベントや店売りで手に入る装備によって個性を出していけるので、ゲームが進んでいくほど楽しくなってくる。
なんといっても、コマンドRPGでマルチプレイができるゲームというのはかなり数が少ない、私もぱっとはこのシリーズ以外に思いつかない。
マルチプレイ好きで、コマンドRPG好きで、一緒に楽しめる友達がいるならぜひ一度遊んでみてほしい。
ボードゲーム風の見た目もユニークで、フォー ザ キングみたいなゲームを遊びたいと思ったら、フォー ザ キングを遊ぶしかない。
個人的には、コマンドRPGでマルチプレイできるゲームがもっと遊んでみたいので、似たシステムのゲームがもっと増えないかなとは思っている。
フォー ザ キングは2も出ていて、遊べる環境はsteamかxboxに限られるが、そちらは正当進化していて、遊べる人数も3人から4人に増えているので、今から遊ぶならこちらもありだと思われる。(著者は2の方は未プレイ)
最後に
今回は、マルチプレイができるビルドゲームにフォーカスして、5つのゲームを紹介した。
どのゲームも著者が一度はハマった良ゲー以上の作品だ。
中でもおすすめは、グリムドーンとバルダーズゲート3だ。
システムが複雑でややとっつきにくさはあるものの、システムを理解し、育成がうまくいくと途端に面白くなってくるタイプのゲームだ。
どちらも100時間以上遊んでいるが、定期的に遊びたくなる神ゲーだと思っている。
ぜひ一度遊んでみてほしい。
当ブログ「骨太ゲームのセーブポイント」では、システムの奥深さやビルドの自由度など、遊べば遊ぶほど味がする骨太なゲームをテーマに多数のゲームを紹介しています。
ここまで読んでくれたあなたなら、きっと他にも気になるゲームを紹介しているので、ぜひ他の記事も見て言ってくれると嬉しいです。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。