「骨太ゲームのセーブポイント」へようこそ。 当ブログは、奥深い戦闘を楽しめるシステムを持ったゲームや、地味だけどなんだか癖になるようなゲームなんかを専門に紹介するブログです。
著者は大のボードゲーム好きでもあり、ここ数年はデジタルゲームだけでなくボードゲーム情報なんかも追っかけていたりする。
そんな骨太なデジタルゲームと、ボードゲームを愛する著者だが、数年前にかなり私の好みに合いそうなゲームの名前を知った。
それが今回紹介するゲーム「カルドセプト」というシリーズだ。
数年前まで全く知らなったが、実はいまだにファンが多く、カルドセプトのファン(セプターというらしい)からは神ゲーと言われている。
そんなカルドセプトが10年ぶりに完全新作「カルドセプト ビギンズ」を発売したので、すぐに予約し、購入した。
そんなこんなで、やっと遊ぶことができた名作「カルドセプト」について今回は記事にしたので、カルドセプトが気になっている方はぜひ最後まで読んでいってほしい。

カルドセプトってどんなゲーム?
カルドセプトは、サイコロを振って出た目に沿って四角い盤面を進み、止まったマスに手持ちのクリーチャーカードを配置してマスを領地として獲得。
盤面を周回しながら領地を拡大していき目標総魔力(カルドセプトでは資産やお金のことを魔力と呼ぶ)に到達した状態でスタート地点である拠点に戻ったプレイヤーの勝利、というゲームだ。
それだけではなく、配置されたクリーチャーと手持ちのクリーチャーで戦闘をしたり、ターンの最初にスペルカードを使って敵を退けたり、こちらが有利になる様に盤面を動かすなど、色々な戦略を用いて勝利を目指すのがとにかく面白い。

10年ぶりに新作「カルドセプト ビギンズ」が発売した!!
2026年7月16日に待ちに待ったカルドセプトの新作「カルドセプト ビギンズ」が発売された。
私もさっそく購入し楽しんでいる。
今作は、奥深い戦闘の楽しさは損なわないようにしながらも、序盤の展開がなるべく早くなるように調整をしたり、400枚以上あるカードの絵柄やキャラクターのビジュアルも一新し、かわいらしくキャッチーになっている。
絵柄がかわいらしくなったのは、往年のファンの間では賛否両論の部分もあるようだが、私個人的にはかなり好きな絵柄で、かわいらしいけど可愛すぎなくて非常に良いと思っている。
他にも、デッキ枚数が50枚から40枚に変更になったり、ストーリーも初代カルドセプトの前日譚となる話だったり、今作が初めてのカルドセプトとなる方でも楽しめる事を意識して作られていそうだなと強く感じた。

ここからは、数十時間遊んでみて、私が感じたカルドセプトの魅力について記していく。
カルドセプトの魅力
領地拡大が楽しい!
空いたマスにクリーチャーを配置し、領地を獲得していくのだが、1つ2つ領地を持ったくらいでは雀の涙の様な資産だが、領地をどんどん増やしていき、自領地のレベルを上げていく事で資産がグッと増える。
また、土地には火水地風の四属性があり、自領地で同じ属性が複数あると連鎖となって、その分領地の価値が割高になっていく。
1連鎖くらいだとたいしたことないが、4連鎖5連鎖となると価値が何倍にもなるので、なるべく同属性の領地を集めいく。
特に何連鎖も起こせている属性の領地を最大領地レベルの5に上げた時はドーンと増えるので気持ちがいい。
領地レベルは、資産が増えるだけでなく配置されたクリーチャーの強さにも関わるので、うまくレベルを上げて最強の領地を作れた時は脳汁がドパァする。
領地をかけた戦闘が熱い!
他プレイヤーの領地に停まると、土地のレベルに応じた通行量を土地の持ち主のプレイヤーに払うか、配置されたクリーチャーを手持ちにクリーチャーがいればクリーチャーで戦闘を行うか、の2択を迫られる。
この時戦闘を仕掛ける事を「侵略」という。
侵略を成功すれば、通行量を払わなくていいどころか、その土地が自分の領地になるので非常に美味みがあるが、負けてしまったら、通行量に加えて戦闘するためにクリーチャーを呼び出すのに必要な魔力も消費してしまうので、むやみやたらに侵略を選択するのも考えものだ。
領地レベルが低い時の通行量は高が知れているので、ここぞという時以外は大人しく払っておいた方が回り回ってお得だったりする。
戦闘は1ターン限りで、基本のルールは以下
- クリーチャーの持つHP-ATというシンプルな計算で0以下になったら敗北
- 侵略側が先行、防衛側が後攻で順番に攻撃を行う
- 侵略側はHPを削り切らなければ負け
- 防衛側は戦闘終了時に生き残っていれば勝ち
という感じだ。
この基本の戦闘ルールに様々な要素が加わる。
戦闘前に手持ちから1枚だけアイテムカードを使用でき、ATやHPにプラスするものや、特殊な効果を発揮するものなど多岐にわたる。 特定の属性のクリーチャーが使うとダメージを一切受けなくなる盾や、ATが0になる代わりに攻撃が無効になるものや、相手に攻撃を与えると状態異常麻痺を付与して相手の行動を防いだり。
各キャラがその時に持っているカードはいつでも確認できるので、侵略を行うときはしっかり確認して確実に勝利できるかどうかを見極めて行うとよい。
分かっていても、いざ侵略を行うと「え!こんなカード持ってたの!?」という感じでしょっちゅう見落として逆に負ける事も多い。笑

目まぐるしく動く展開が熱い!
後半になると、領地一つで目標資産の25%から30%くらいに影響するので、負けていたとしても育った領地を奪うことができれば、一気に逆転することも良くある。
育った土地には、その恩恵を受ける強力なクリーチャーが配置されているものだが、手を尽くしてその領地を奪って逆転できた時の気持ちよさと言ったら、それはもう格別である。
逆にこちらも護る手立てを用意しておかなければ、領地を奪われて一気に逆転されるという事もざらにあるので、その緊張感もこのゲームの楽しいポイントだ。
デッキ構築が楽しい
シンプルながらも色々な要素が絡み合っているので、デッキをこうでもないああでもないと考えながら構築するのも非常に楽しい。
著者はあまり本格的なTCGに熱中した経験はなく、デッキ構築が得意な方ではないが、TCGの「様々な効果を駆使してこちらの有利な展開を作る」というTCGの醍醐味を感じられる。 おそらく、TCGほど複雑でなくすごろくと融合して万人が楽しめるようになるべくシンプルに作られているのだろうと思う。
なので、TCGやデッキ構築ゲームに慣れていない人でも、怖がらずに遊んでみてほしい。
とはいえ、最初はつい強そうなカードをたくさん入れてしまい、カードを使うにも魔力を使うので、魔力不足に悩まされたりもしていた。
そういう失敗をしながらでも十分に学んでデッキ作りを楽しめるゲームとなっている。
まとめ:カードゲームとすごろくというありそうでなかった唯一無二のゲーム
この世にはたくさんのゲームがあるけど、意外とすごろくとカードゲームが合わさったようなゲームってカルドセプト以外にはあまり聞いたことがない。
著者がボードゲーム好きというのもあるかもしれないが、このゲームの「ミニマルな感じなんだけど、しっかり奥が深くてワクワクする」という感じは他のゲームではあまり味わったことのないタイプの楽しさだ。
カルドセプトファンたちが10年間新作を待ち続けていたというのも納得の面白さで、このゲームでしか味わえない楽しさがあるので、気になっている方はぜひ遊んでみてほしい。
ちなみに、カルドセプトって調べると、「対戦の際の読み合いやデッキ構築が奥深い」という感じよく紹介されているが、NPC相手にソロで遊んでいても十分に楽しめるので、他人と対戦するのが苦手という人でも大丈夫。
新参者ファンではあるが、このゲームはぜひ今後もシリーズが続いてほしいと思うくらい魅力に溢れたゲームなので、ファンが増えて今後もシリーズが増えてほしいなと思う。
当ブログ「骨太ゲームのセーブポイント」では、ニッチだけど奥深いシステムが楽しめるゲームや、今遊んでも楽しいレトロゲームなんかを多数紹介しています。
この記事を最後まで読んでくれた方は、他にも気に入る記事があると思うので、ぜひ目を通して行ってください。
あなたの次に遊ぶゲームを決める手助けになれば幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。